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御年代古墳(みとしろこふん)は、広島県三原市本郷町の丘陵のすそに点在している古墳の1つです。この御年代古墳は、1895年に掘り出された全長10.7mの花こう岩の切石で作られた横穴式石室となっています。古墳内部には、後室、前室、羨道があり、各石室には2つの刳抜式家形石棺が納められています。1933年には国の史跡にも認定をされており、金環、金銅製馬具などの出土物は現在は東京国立博物館にて納められています。
沼田川に注ぐ尾原川の奥まった谷の南面する丘陵端に位置する。封土はあまり明瞭でないが,円墳と考えられます。内部主体は花こう岩の切石で築かれた整美な横穴式石室で,後室,前室,羨道からなり,各室に花こう岩製の刳抜式家形石棺が納められています。全長10.7m,後室は長さ3.6m,幅1.9m,高さ2.2m,前室は長さ3m,幅2.2m,高さ2.2m,羨道は長さ4.1m,幅1.55m,高さ1.9mである。家形石棺はいずれも縄掛突起がなく,前室の蓋の棟は幅広扁平です。出土遺物としては,金環,金銅製馬具,須恵器などがあります。出土遺物や家形石棺などから,7世紀中頃の古墳とみられています。全国的にも注目される古墳みたいです。